まくまく(@makumaku_camp)です!
おうち時間を楽しむ方法として注目されているベランダキャンプは、手軽にアウトドア気分が味わえると人気が高まっています。
しかしその一方で、近隣住民とのトラブルに発展してしまうケースも少なくありません。楽しいはずのベランダキャンプが「迷惑行為」となってしまわないように、気をつけたいポイントがいくつかあります。
この記事では、ベランダキャンプで「迷惑だ」と言われやすい7つの理由と、その具体的な対策について解説します。
目次
ベランダキャンプが迷惑と感じられる7つの理由と対策
それでは、ベランダキャンプが迷惑だと言われやすい理由を一つずつ説明していきますね。
騒音トラブル|声や音が想像以上に響く!
ベランダでのキャンプは屋外ならではの開放感があり、つい声が大きくなったり、ギアを動かす音が出てしまいがちです。特に集合住宅では、焚き火のパチパチ音や足音、笑い声が周囲の住人の耳に届きやすく、騒音トラブルの原因になることがあります。
こうした音の問題を防ぐには、次のような対策が効果的です。
- 夜間(20時以降)はベランダキャンプを控える
- 防音ラグや防音カーテンを設置して音を吸収する
- 会話や音楽は控えめな音量で楽しむ
静かな時間を意識して過ごすことで、周囲への配慮とともに、自分たちも落ち着いた時間を楽しめるようになります。
ニオイの問題|煙や食べ物の香りも要注意
ベランダキャンプでは、食事をすることも醍醐味のひとつですが、そのニオイが原因で隣人から苦情が入ることも少なくありません。特にマンションでは、風向きによって上の階や隣の部屋の洗濯物にニオイがついてしまうこともあります。
近隣に配慮しながらニオイを抑えるには、以下の対策がおすすめです。
- 焼き物は短時間にとどめる
- 風向きを確認し、換気をしっかり行う
- ニオイや煙の出る食材は室内で調理する
自分にとっては楽しい匂いも、相手にとっては不快なものになることを忘れず、できるだけ影響を減らす工夫が大切です。
ゴミの放置|景観と衛生の悪化を招く
キャンプを楽しんだ後に意外と見落としがちなのが「ゴミ処理」。使い終わった紙皿やペットボトル、生ゴミなどをそのままにしておくと、悪臭や虫の発生につながり、景観も損ねてしまいます。スペースの限られたベランダでは、少しのゴミでも目立ちやすいのです。
トラブルを防ぐには、以下の対策を心がけましょう。
- ゴミはすぐに片付ける
- 生ゴミは密閉容器に入れ、匂いが漏れないようにする
- ゴミをなるべく出さない工夫をする(使い捨てを避ける、簡易調理にする)
きれいな空間を保つことで、またやりたいと思えるベランダキャンプになりますし、周囲からの印象も良くなります。
火気の使用|火災の危険性と煙の問題
キャンプといえば焚き火やバーベキューを思い浮かべる方も多いと思いますが、ベランダの場合、火の取り扱いには細心の注意が必要です。集合住宅では「火気厳禁」と定められていることもあり、煙や火の粉が原因で火災や隣家への被害を及ぼす危険性もあります。
安全にキャンプを楽しむために、以下のような対策を徹底しましょう。
- 火気はなるべく使わず、LEDランタンや電気調理器を活用する
- 管理規約を必ず確認し、禁止されている場合は使用しない
- 使用時は必ずその場を離れず、完全に消火するまで火を管理する
「火を使わないキャンプスタイル」は今の時代に合った選択肢。安心して楽しむためにも、安全第一の姿勢を忘れないようにしましょう。
ベランダの損傷|意外と見落としがち
ベランダキャンプでは、重たいギアや熱を発する器具を使うことがあります。これらを直接床に置いてしまうと、ベランダの床材や手すりを傷つけたり、焦げ跡が残ったりする可能性があります。特に賃貸物件の場合は、退去時の修繕費用が発生する恐れも。
大切な住まいを守るためにも、以下のような対策をしておきましょう。
- 床には耐熱シートや保護マットを敷いてダメージを防ぐ
- 軽量で傷つきにくいキャンプギアを選ぶ
- 使用後はベランダを清掃し、湿気や汚れを残さない
長く快適にベランダキャンプを楽しむためには、住まいそのものを傷つけないことが第一歩です。
生活リズムへの影響|静かな夜にこそ注意
夜のベランダでまったり過ごすのはとても魅力的ですが、その時間帯は周囲の住人にとっては「くつろぎの時間」や「就寝の時間」でもあります。静けさを求めているときに、話し声や照明が気になると、大きなストレスになってしまうことも。
こうした生活リズムの妨げを防ぐには、次のような配慮が必要です。
- ベランダキャンプは日中〜夕方に行い、夜間は控える
- 照明はなるべく間接的で控えめなものを使う
- 音楽や話し声は小さく、短時間で切り上げる
「静かに楽しむ」ことを意識するだけで、周囲との距離感もぐっと良好になります。
プライバシーの侵害|見られてる?見えてる?
ベランダという空間は、近隣との距離が近く、視線や会話が外に漏れやすい環境です。キャンプの照明で室内が明るくなったり、声が通ったりすることで、知らず知らずのうちに他人のプライバシーを侵害してしまうこともあります。
プライベートな空間を保ちながらキャンプを楽しむために、以下のような工夫が効果的です。
- 目隠しシートやパーテーションを設置して視線を遮る
- プライベートな話や電話は屋内で行う
- 隣人の生活スペースに影響が出ないレイアウトを意識する
お互いのプライバシーを尊重する気持ちが、気持ちのよいご近所付き合いにもつながります。
迷惑にならないためにもベランダキャンプ対策グッズを活用しよう
ベランダキャンプを安全かつ快適に楽しむには、マナーだけでなく、グッズの力を借りるのも一つの手です。最近は、集合住宅でも使いやすいアイテムが増えてきています。
近隣への配慮をしつつ、自分も快適に過ごせるよう、次のようなグッズを取り入れてみてはいかがでしょうか?
防音マット
イスを引く音や足音が階下に響くのを防ぐために、ベランダには防音マットを敷いておくのがおすすめです。ジョイントタイプなら設置も簡単で、キャンプギアの衝撃音も吸収してくれます。
こちらのような芝生タイプのものにすることで、見た目にもアウトドア感を演出できるのでオススメですよ。
フードカバー
調理中の食材や料理を保護するだけでなく、匂いが周囲に広がるのを抑える効果もあるフードカバー。虫よけとしても活躍してくれるので、夏場のベランダキャンプでは特に重宝します。
こちらの商品は見た目もかわいく、アウトドア気分を盛り上げてくれる便利アイテムです。
日よけシェード
周囲からの視線や強い日差しを遮りつつ、自分だけのプライベート空間を作れるのが日よけシェード。ベランダに設置するとちょっとした「秘密基地」感覚で、非日常気分を味わえますよ。
楽しいベランダキャンプには、周囲への気配りが大切!
ベランダキャンプは手軽で楽しいアウトドア体験ですが、集合住宅という環境では、ちょっとしたことで近隣トラブルにつながるリスクもあります。
- 騒音・匂い・ゴミ・火気など、迷惑の要素はしっかり対策
- トラブルを避けるために、時間帯と行動には注意を
- 「周囲と共存するキャンプスタイル」がこれからの基本
こちらの記事では、ベランダでハンモックを楽しむために必要なことがわかるので、一読してみてくださいね。
【賃貸でもOK】ベランダでハンモックが楽しめる簡単&安全な設置方法を解説
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